ハイドロキノンとは?敏感肌でも使える?美白・シミ対策の効果体験記
皆さま、こんにちわ。
ある日突然出没する、シミ。
お悩みのかた、多いのではないでしょうか。
シミ対策として、サプリメントでのデイリーケアは必須。
中でも、ビタミンC持続型サプリ「エスターC」は毎日欠かさず飲んでいます。
(リピート10回以上…笑)
★「エスターC」のクチコミ記事はこちら
一度できると、消すことはなかなか大変なシミ。
消す方法としては、
・化粧品 ・薬 ・レーザー ・ピーリング ・飲み薬 |
など様々あります。
個人的にレーザーやピーリングが手っ取り早く効果を実感でき、
(事後のセルフケアが必要とはいえ)好きなのですが、
何せコロナ禍。
何回か病院への通院が必要になるため
(一度でシミを消せるタイプのレーザー機種もありますが)、
気が進みませんでした。
そこで、薬でのシミ消しをすることに。
早速、皮膚科へ。
「肌の漂白剤」と言われるハイドロキノン5%を処方してもらいました。
備忘録的な独断と偏見による個人的なレポートですが、お楽しみ頂けましたら幸いです。
ハイドロキノンとは?その効果や副作用とは?
効果: ・シミの原因となるメラノサイトの活性化抑制作用 ・メラニン色素の生産抑止作用 副作用: ・皮膚炎 ・白斑 ・褐変症(地肌が黒褐色に変化する症状のこと) ・ただれ ・腫れ ・痒み ・赤み ・発癌の向上 |
ハイドロキノンとは、二価フェノールです。
二価フェノールとは、大雑把にいえばポリフェノールの仲間になります。
ポリフェノールというと聞こえはいいですが、上記の通り副作用がずらり。
取り扱いには、十分注意をする必要があります。
薬事法改正で医療機関のみの取り扱いだったハイドロキノンが、
市販されるようになり手に入れやすくなりました。
しかし一般的には、2%以上の濃度のものは医師の監督を要すると言われています。
「こんなに副作用があったなんて!怖くて使えない!」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
が、医師の指示のもと使えば大丈夫(だと、私は判断しています。自己責任)!
もともとレーザーでの治療が難しい肝斑などの色素沈着に使用されていましたが、
「肌の漂白剤」と言われるハイドロキノンは、全てのシミにマルチに効果を発揮します。
数ある化粧品や薬の中で、最も美白効果を感じられるのがハイドロキノン!
全顔広範囲にハイドロキノンを塗るのはリスクが高い
(というか、そんなことをする人はいないと思います)ですが、
小範囲のシミならスポットで消せるのでメリットを感じています。
ハイドロキノン、どうやって使う?
私が、処方してもらったのはハイドロキノン5%です。
以下、使用方法と使用感、値段などをご紹介します。
使用方法
・夜1回(紫外線要注意) ・使用前には、洗顔し基礎化粧品で肌を保湿した後に使用 ・シミ部分にのみ使用。その際、綿棒などを用いてシミ部分以外にはなるべく塗布しないこと ・ファンデーションを使用する際は、ハイドロキノンの上に乗せること ・擦り込まず皮膚の上に乗せるように塗布すること ・ハイドロキノン使用時の外出は、紫外線対策を徹底し日焼け止めを必ず塗ること。 |
※あくまでも私の肌の状態を見た上での、医師の診察指示になります。
個々に異なる場合がありますので、ご留意ください。
ハイドロキノン使用時には、安全のため医師の診断や処方を受けることをお勧めします。
使用感と値段
美容皮膚科での処方は、自由診療です。
すなわち、保険適用のない自費になります。
ハイドロキノンは、直径3cmほどの丸い入れ物に入っています。
現在使用中ですが使用期限があるとはいえ、
スポット的に使用するためかなり長モチしそうです。
以下、使用感等ご紹介します。
・色味 |
白 |
・香り |
無臭 |
・粘度 |
サラッとした普通のクリーム |
・肌への浸透度 |
中 |
・塗布後の肌の光沢感 |
なし |
・塗布後の香り持続感 |
無臭 |
・保湿持続力 |
なし 塗布後は、乾燥とやや引き攣るような感覚あり。 |
・値段 |
1000円(税込) |
効果が現れるのはいつ?
前提条件として、私が塗布した部位は
・左目の下の直径1~2mmほどのシミ2つ ・右目の下の直径1~2mmほどのシミ1つ ・法令線部分にある直径2mmほどのシミ2つ |
合計
シミ5箇所です。
効果が現れるまでを時系列にしてみました。
・ハイドロキノン使用開始1~4日目 |
変化なし |
・使用開始5~20日目 |
皮膚に赤みとやや痒みが出現。 医師に診察してもらう。 「効果が現れるためによくある反応」とのことで経過観察。 |
・21~40日目 |
皮膚の赤みが引いてくる。 …目視する限りでは、少し薄くなったような。 |
・40~60日目現在 |
左目の下のシミ2つと、法令線部分にあるシミ2つがどこにあるのか分からなくなる。 右目のシミ1つは、凝視すると分かるかなといった程度。 |
元来、私は
・(やや)アトピー体質 ・乾燥肌 ・敏感肌 |
です。
そのため、使用を開始して異変があったらすぐにでも皮膚科へ行こうという心算でした。
使用開始してから1週間あたりで、赤みと軽度の痒みが出現。
すぐに医師の診察を受けました。
結果、「赤みと痒みはよくある反応」とのこと。
「酷くなるようであれば、すぐに再診を受け使用を中止する」
ということで様子見することになりました。
幸いにして、それ以上症状が酷くなることなく現在に至ります。
使用開始して60日現在。
効果が現れ始めたのは、
21日~40日目の肌の赤みが引いてくる期間でした。
また医師いわく、
シミが消えるまで(個人差がありますが)5~6ヶ月かかるとのこと。
皮膚細胞は1ヶ月で入れ替わりますが、
内部の色素沈着が完全に消えるまで時間がかかるそうです。
焦らずに続けることが大事とのこと。
注意事項
最後に、敏感肌ゆえにハイドロキノンを使用するにあたって医師より注意を受けたこと、
自身で留意した点を挙げたいと思います。
・ハイドロキノンを塗る前の肌への保湿は充分に |
肌へのバリアを張ることで、 ハイドロキノンの副作用である赤みや痒みを予防軽減することが可能だそうです。 |
・シミのある部分だけにクリームを塗る |
白斑を予防するために、綿棒での塗布をしています。 擦り込んだ方が効果が出そうですが、必要ないと言われました。 むしろ、肌への摩擦が起こり副作用が出やすい環境になるそうです。 肌に乗せるイメージで塗布するように指示されました。 |
・赤みや痒みが出たら、即医師の受診を受けること |
自己判断はさらなる悪化を招くだけ。 少しでもおかしいなと感じたら、受診するようにしています。 |
・冷蔵庫で保管する |
気温や湿度により成分が変化しやすいそうです。 |
・3ヶ月で使い切ること |
成分の劣化(細菌などの増殖)を防ぐため |
・使用中の紫外線対策はしっかりと |
使用部位が紫外線に当たってしまうと、逆効果。 シミが薄くなるどころか、却って濃くなってしまいます。 日焼け止めクリームでの視界線対策を徹底しています。 |
以上です。
如何でしたでしょうか。
病院以外でも、気軽に購入できるようになったハイドロキノン。
ですが我流で使用せず、医師の適切な指示のもと安全安心にシミを消していきたいと思います。
ハイドロキノンを検討されている方へ、少しでもお役に立てましたら光栄です。