アメリカでケミカルピーリング。今度は、VIピールに挑戦。痛みや値段は?

以前、メディカルスパにてケミカルピーリングを受けました。

★ケミカルピーリングの記事はこちら

ワントーンアップ
・毛穴レス
小ジワ解消
・薄いシミの解消

約1週間という長いダウンタイムがあったものの、上記の効果を感じ大満足

これに味を占め、今度はVIピールという違うタイプのケミカルピーリングに挑戦してみました。

・VIピールとは何?
・どんな成分が入っているの?
・期待できる効果は?
・施術後の注意点は?
・いくらでできるの?

など、施術を始める前から気になることが沢山。

今回は、VIピールについてご紹介します。

VIピールとは何?

・VIピールは、表皮とその下の真皮に到達する中深度のケミカールピーリングのこと
・他のケミカルピーリングと同様に皮膚の角質を除去し、新しいタンパク質の生成を刺激する
・肌に優しい成分配合をしており、顔や胸、まぶた、手、背中に安全に使用できる
・全ての肌タイプとトーンに使用できる

日本でも一部の美容皮膚科で、VIピールを提供しているようです。

提供している病院のHPを見てみましたが、VIピールの強さの位置付けは「強い」ものとして説明されていました。

しかし、アメリカでは「ミディアム(普通)」レベルとして認識されています。

肌の構造は人種によって違うため、ピーリングの強度の判定も国によって違ってくるものと考えられます。

日本以外の国で美容医療を受ける際は、施術前にしっかりと医師に懸念事項を確認しておくことが大切だと再確認しました。

どんな成分が入っているのか?

施術した病院からのヒアリングを元に記載します。
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・トリクロロ酢酸(TCA)
酸の一種で、皮膚深くまで浸透する特性を持つ
イボの治療薬や角質溶解剤としても使われる

・フェノール
高い殺菌作用を持つ
希釈して消毒薬として使用されることもある
ツンと鼻を刺すような香りがする

・サルチル酸
消炎鎮痛作用
皮膚の角質軟化作用を持つ

・ビタミンC
抗酸化作用
美白効果

・トレチノイン
ビタミンA(レチノール)誘導体の一種
ニキビやシワ改善効果
アンチエイジング効果

期待できる効果は?

・ほうれい線とシワ改善
・日焼けや変色(シミ、肝斑など)の治療
・毛穴を小さくする
・ニキビ改善

いざ、病院へ

今回訪れたのは前回のメディカルスパとは異なり、美容皮膚科です。

なんと、アメリカの雑誌「トップドクター」で2020年と2021年にランクインした医師が経営している病院を発見。

ダメもとで電話をしてみたら、アッサリ予約が取れてしまいました。

前回のメディカルスパに、何も不満はありません。

しかしメディカルスパには医師が常駐していませんが、今回は病院のため医師が常駐しており安心です。

施術の流れ

施術当日。

アポイントの時間に病院へ。

受付で問診票を渡され、全て記入します。

すぐに、個室を案内されリクライニングシートに横になるように言われました。

看護師さんが、今回のVIピールの薬剤を用意中。

・過去にピーリングをしたことがあるか
・今までヘルペスになったことはあるか
・肌の調子はどうか

などを問診。

看護師さんと問答している間に、包帯をヘアバンドのように頭に巻かれます

かなりキツめ。

ドクドクとこめかみに血が通っているのが、分かるほどでした。

次に、刺激臭のするペーパータオルで顔を3回拭かれます

途端に顔が冷たくなり、いっさいの油分が失われパサパサに。

ペーパータオルの刺激臭が強く、目に涙が滲みました。

準備ができたところで、看護師さんは退室。

入れ替わりに、トップドクター登場。

・これから数種類の薬剤を塗布していくこと
施術時間は15分ほど
施術後、4~6時間は洗顔は禁止
ダウンタイムは7日間
・ダウンタイム中に使用するケア用品などは、病院で用意しているのでそれのみ使用すること
・何か肌のトラブルが起きたら、すぐに電話をすること

などの説明がありました。

さすが、アメリカのトップドクター。

物腰が柔らかく、端的。

「VIピールとは?どんな成分が入っているのか?」

など、面倒臭い私の質問にも嫌な顔ひとつせず自らメモに書いて詳しく教えて下さいました。

15分後、施術終了。

痛みは全く感じませんでした

薬剤のツンとした香りが、少し気になる程度。

上の写真の写りが悪く分かりにくいですが、イソジンを塗ったかのような赤黒い顔になりました

もちろん、帰宅時は堂々とこのまま帰りました笑。

施術後に渡されたものは?注意点など。

施術後に4種類のスキンケア用品をもらいました。

・洗顔フォーム2袋
・ピールタオル3袋
・痒みどめ兼保湿剤30g
・日焼け止め30g

ダウンタイムの7日間は、これのみの使用。

注意点は以下の通り。

・ダウンタイム中は、たとえ家にいても必ず日焼け止めを塗ること
必ずガイドラインに沿って、アフターケアをすること
・ピーリング効果で皮膚が剥がれてきても、引っ張らないこと

VIピールはダウンタイム中どのようにスキンケアするのか、スケジュールが組まれています

次の記事で書きますので、ご覧いただけましたら幸いです。

VIピールの値段は?何回やるべき?

・VIピールの値段は?
1回あたり220ドル
日本円換算(為替140円で計算)30800円でした

・何回やるべきか?
医師に聞いたところ、年に2回ほどの施術で大丈夫

VIピールの支払い料金には、ダウンタイム中のケア用品が含まれています

しっかりとしたカウンセリングや丁寧な施術など含めて、総合的にこの値段なら納得でした。

次は、ダウンタイム中の肌の経過やケアについて書こうと思います。

宜しければ、引き続きお付き合い下さいませ。