【ニース】ハイアットリージェンシーに宿泊。ホテル周辺をぶらり散策
-旅行概要 ・3月に実施 ・3泊4日 ・幼児、私、パートナーの子連れ3人旅 -宿泊の目的 ・子供とたくさん散歩する ・観光はほどほどに ・ゆっくり地中海の雰囲気を楽しむ ・心と体を癒す旅にする |
空港~ホテルまで
最寄りの某米空港から、パリのCDG(シャルル・ド・ゴール空港)到着。
数日間パリ滞在のち、ORY(オルリー空港)へ。
ORY内の待合所にPS5(プレイステーション5)がありました。
海外にいると、時が経てば経つほど日本の良さを感じます。
日本製品を見ると、嬉しくて誇らしい気持ちに。
ORYから約1時間半。
NCE(ニースコートダジュール国際空港)に到着。
空港から定額タクシーに乗り、ホテルへ直行。
運賃は、一律37ユーロ(当時)。
穏やかな気候。
空と海の広さと青さに、肩の力が抜けます。
横断歩道も青い色。
街全体が青で統一されています。
ハイアットリージェンシー、部屋の広さや眺めは?
ハイアットリージェンシーに到着。
宿泊した部屋は、「1 king Bed Sea View」
広さは、32-35㎡。
バルコニーから地中海を一望できます。
周辺には、飲食店多数あり。
立地が良いため、お散歩がてら子供と街を散策するのに最適のホテルでした。
チェックイン。
部屋に入ると、早速ウェルカムドリンクが用意されていました。
フランス産「アランミリア」のジュースとネクター、赤ワイン。
トリュフチョコレートと一口マドレーヌ。
宿泊前、パートナーが「とても腕白な子供が宿泊します」とホテルに電話。
すると、ホテル側から「それは楽しみ。お子様に楽しんでいただけるよう、精一杯おもてなししますね」
と、ウェルカムな雰囲気。
ホテル到着時には、ホテルマンが「部屋にお菓子あるから、楽しんでね」と子供にウィンク。
滞在中、何かと声をかけて頂き、子供はご機嫌でした。
決して当たり前とは思ってはいけない、心温かいサービスに感動。
ファミリーフレンドリーなホテルに感謝しています。
まず部屋に入ると、素晴らしい眺めが目に入ります。
コバルトブルーの水平線に、思わずため息。
子供は、写真中央に映るマスコットキャラクター(?)の女の子に夢中。
「可愛いねー、一緒にどっか行かない?」と、話しかけていました笑。
窓は、掃き出し窓。
観音開きになり、左右フルオープンになる仕掛け。
広々としたベランダには、テーブル、椅子2脚、デッキチェア1脚。
窓を開ければ、部屋と一体になり開放的な空間になります。
夜は間近に子供の寝顔を見守りつつ、ベランダの椅子に座ってワインを楽しむことができました。
部屋に入って、左側。
広々としたクローゼットあり。
アイロンやアイロン台も用意されています。
セーフティボックスと懐中電灯。
グローブクロス、洋服ブラシ、ランドリー袋など。
至れり尽くせり。
部屋入ってすぐ右側は、浴室。
左奥大きいバスタブあり、シャワー付き。
滑り止めマットもありました。
バスタブ横の洗面台は、スペースが広く造られています。
持参していた化粧品などを並べることができ、使い心地抜群でした。
洗面台を挟んで、右側タオルウォーマーあり。
右奥には、シャワールーム。
写真には映っていませんが、レインシャワー付きです。
タオル類などのリネン系が、たっぷりに用意されていました。
部屋に入って右側は、ベッド。
ベッドサイドには、スリッパ、ペットボトル、加湿器あり。
ベランダからの眺め。
どこまでいっても、海。
透けるようなエメラルドグリーンと、コバルトブルー。
2層のグラデーションの海の色、ずっと見ていられます。
地中海に来たんだなぁ、と実感。
目の前は、カフェ。
朝寝起きのままベランダに出たところ、カフェにいた方とバッチリ目が合いご挨拶しました笑。
ベランダ入って、右側の視界。
ホテル内側はもちろん、海側も吹き抜けになっており、パティオのよう。
真上から太陽の光が差し込み、明るく開放的な空間です。
ベランダ入って、左側の視界。
1年中使用できる温水プールは、屋内外がつながっています。
コンパクトですが、海と同じエメラルドグリーン色のプール。
実際に入って体を浮かべてみると、ここは本当に現実の世界なのかどうか。
非日常を感じ、不思議な気持ちになりました。
お掃除ロボットが、夜にプールの底を隅々まで磨いて綺麗にしていました。
ホテル周辺をぶらり散策
カゴバッグ専門店「Le Palais D’Osier」
ホテルから徒歩15分。
旅情報誌でも取り上げられる、有名なカゴバッグ専門店「Le Palais D’Osier」。
店に入ると、カゴを編んでいた女性(オーナー?)が挨拶をして下さいました。
さまざまな形や種類のカゴバッグたち。
ここにないカゴバッグはないのではないか、と思うほど。
棚や壁いっぱいに陳列されていました。
老舗菓子店「Maison Auer」
創業1820年の老舗菓子店「Maison Auer」。
カゴバッグ専門店「Le Palais D’Osier」から徒歩3分。
スミレの花の砂糖漬けや、マロングラッセ、チョコレート菓子が有名です。
まず店内で目に入ったのは、キラキラのシャンデリア、装飾された鏡や棚。
歴史を感じさせるアンティーク家具が、たくさん。
なんて、クラシック!
思わず見入っていると、店員(オーナー?)の方が「観光名所だから、店内も写真撮りなよ」とニッコリ。
「日本人?店内でしか買えない、生のマロングラッセがおすすめだよ。宣伝してね」
お店の歴史や昔のニースの様子などをお話下さいました。
お薦めいただいたマロングラッセは、1個から購入可能。
日持ちしないとのことで、人数分購入してお店の外で実食。
お砂糖で煮た艶やかな大きな栗は、まるで琥珀のよう。
ムッチリとした、お餅のような食感。
もちろん甘いのですが、くどくなく、紅茶と一緒に食べると病みつきになりそう。
つい追加購入してしまいました。
他にも、スミレの花の砂糖漬け、真空パックにした日持ちするマロングラッセを購入。
国立マルク・シャガール美術館
国立マルク・シャガール美術館。
ホテルから車で約10分。
入場料は大人10ユーロ、26歳未満の学生は無料です(当時)。
マルク・シャガールは、ロシア出身のフランス画家。
「色彩の魔術師」として有名です。
物語を感じさせる絵画、心に染み込んでいく色彩。
昔からシャガールが大好きで、ニースに来たら絶対に行きたいと思っていました。
美術館の中庭。
たくさんの素晴らしい絵画を見たあとは、ベンチに座って余韻に浸ります。
開放感があり、子供と散歩も楽しむことができました。
最後に
地中海の街、ニース。
そこには、ゆったりとした空気が流れていました。
どこまでも続く、空と海。
一面の透けるようなエメラルドグリーンと、コバルトブルー。
特別な観光などしなくても、散歩をしているだけで開放的な気持ちになれます。
また来たいなと思う、心と体の癒しの旅になりました。