<header> <!-- RssFeed追加 --> <link href="https://wkwk.tokyo/feed/" title="RSS" type="application/rss+xml" rel="alternate" /> </header>

30代後半、子供なし。高齢出産についての個人的な悩み

誕生日を迎え、あっという間に30代後半に突入しました。結婚してから長い間経ちますが、子供はいません。ですので、これから妊娠し、出産を決意したら高齢出産(一般に35歳以上での出産を指す事が多いですが、そもそもこの言葉に違和感を感じます)をすることになります。

30、40代の芸能人や著名人などの出産が目立つ昨今。メディアで盛んに取り上げられるトピックスのため、もはや高齢出産は珍しくないのだという考えが普及しているように思います。

しかし、それはテレビという特殊な環境下でのこと。一般社会に高齢出産という現実が降りてくると、少ないケースのため関心を寄せる方も少なからずいると感じています。

更に、高齢出産が普及してきたからと言っても、実際に出産する立場になった時、産むと決めるかどうかは別の話(授かりものだから産むべき等という考えは別の話になってしまうため、一旦置いておきます)。今回は、30代後半女が子供を産むことについて、個人的に感じている葛藤その経緯を記します。一般化できる話ではないですが、こうした悩みに直面している人もいるということ自体が、誰かの何かの参考になればと思います。



妹の出産を機に

去年の年末に無事妹が出産しました!大変嬉しいことです。が、一方で胸がモヤモヤしています。

というのも、妊娠の知らせを受けたのは、出産予定日前2ヶ月を切る時期でした。しかも、妹側は電車を待つ間の慌ただしい状況下での電話。通話1分という短い知らせでした。そして、出産後の報告は、産後1ヶ月経ってから、父のメールで。

こうした遅い報告に深刻な理由があった訳ではありませんでした。妊娠期間中はトラブルなどはなく、健やかに過ごしスピード安産だったそうです。(ホッと安心)

よっぽど姉妹間の仲が悪いとか、疎遠だったというなら事情は変わるでしょうが、誕生日プレゼントを送り合う間柄です。出来れば、もっと早く教えて欲しかった。真っ先にお祝いしたいし、何かお手伝いできることがあったかもしれない…。また、もし自分が出産する立場になったら参考にできるかもしれない、と思っていたため残念な気持ちでした。そして、この一件がきっかけになって、高齢出産に対する私の葛藤が強くなりました。

羨ましい、羨ましくない?複雑な心境

後に、それとなく、遅い報告の理由を妹に尋ねたところ、原因が分かりました。妊娠が分かった際に、実母に「あっち(私たち夫婦のこと)は、結婚してからずっと子供がいない。歳も歳だし、(私が妹の出産を)”へんねしがる”(方言:羨ましがるの意味)から、ギリギリまで言わない方がいい」と言われたそうです。

そのアドバイスを受け従った妹も含め実家側は、もう30代後半の私は子供を産むチャンスはないだろう、子供を産めない私は妹の出産を見て羨ましくて妬むだろう、だから出来るだけ報告を遅らせるのが良いだろう、と考えたのだと思われます。

母から”へんねしがる”などといった言葉が出て、妹も納得しそれに従った背景にはそうした考えがあったのだと推察します。仮に、子供がいない私たち夫婦への気遣いだとしても、その発言が本当だとしたらショックでした。そして、綺麗事を抜きにすれば、結婚していて30代後半で子供がいないということは、そのように受け止められるのかと思い、肩を落とすような気持ちになりました。

幼少期に言われた”言葉”

そのような気持ちになった時、そもそも子供が欲しいのかどうかという所から踏み切れない自分の気持ちにも気が付きました。

結婚したら子供を産むのが普通のことだという考えが、一般的にあると思います。現に、結婚式で新郎新婦に対し「子供は何人欲しいですか?」などと質問している人に嫌悪感を感じる方は少数だと思います。

一方、私は子供の頃何度も母に「おばあちゃんと呼ばれたくないから、(私が)結婚しても子供を産まないでねと言われた過去があります(妹には、言っていません)。出産に踏ん切りがつかないことを全て母のせいにする訳ではありませんが、母に子供を産むなと言われたことは相当に心理的にネガティブに働いていると思います。

ただ、本音をいうと、子供が欲しいと思う反面、欲しくないと自分でも強く思うことがあります。きちんと育てられるだろうか、愛情を持って親として正しく導く事ができるだろうか。

子供を産みたいという気持ちと、母から言われていた出産への後ろ向きな気持ちと出産に対して湧き上がる不安が天秤にかけられ、どちらも取ることが出来ずにいます。苦渋の末に、全く違う選択肢として、仕事に没頭することを選びました。

悩んでいる

一歩踏み込めない私を、(子供を産んでも産まなくても)どっちでも良いと笑ってくれる優しい夫には本当に感謝しています。

妊娠という奇跡を得るために必要な身体や出産のための体力を考えると「産むのか産まないのか」私に残された時間は多くないだろうと思っています。

産まないと決めて、自分の時間を思い切り有意義に使い、夫婦の時間を楽しむべきか。産むことを希望し、子供を産み育てるというかけがえのない経験を得たいと願うか。今なお、悩み続けています。