大腸内視鏡検査は、痛い?つらい?体験談その1

毎年恒例の人間ドックに行ってきました。検査の結果は、なんと便検査で潜血反応あり。

大腸内視鏡検査(以下、大腸カメラと略)を受けるように、との指示がありました。

30代後半にして、初めての大腸カメラ…。

巷では、とても痛かった!大変だった!との声が多く見受けられ、不安増大。

本当に大腸カメラは痛くて、辛いのか?

身体を張った、ドキドキの1日体験レポートをお送りいたします。

大腸カメラ4日前~ 食事制限開

今回検査を行うことにした大腸・肛門クリニックは、普段から診てもらっている皮膚科の医師に教えてもらいました。

信頼している医師が通う病院であれば、しっかり検査してもらえるだろうと思ったからです。

大腸カメラを行うにあたっての準備は、検査4日前から始まります。

それは、食事制限です。

検査時に食べ物が腸に残っていると、カメラの写りが悪くなる等の影響が考えられるため、食物繊維の多いものは避けるよう、病院から注意がありました。

以下、避けるべき、食べ物の一例を記載します。

・雑穀米
・きのこ全般
・野菜
・果物
・コンニャクetc.

およそ、便通にいいものはOUTです。

正直何を食べたらいいのか、悩みました笑。

では、どんなものが食べられるのか。

以下、食べられるものの一例を記載します。

・うどんなどの麺類
・普通の白いご飯
・卵
・豆腐
・肉、魚
・乳製品
・バナナetc.

検査での影響を恐れた私は、

豆腐のそぼろ餡掛けや豆腐の卵とじetc、ひたすら「豆腐×○○」という掛け合わせでの食事を作りました笑。

検査用の食事も販売しているようなので、何を食べていいのか分からない。

不安がある。

という方は、病院へ問い合わせてみるといいかもしれません。

検査当日9:00~ 医師の診察

いよいよ、検査当日です。

日帰りでの検査を希望していたため、朝9時に予約を入れていました。

まず、医師の診察を受けます。

人間ドックでの検査結果を見せた後

・日頃、便に血液が混ざっていると気づいたことはないか?

・腹部の痛みを感じることはないか?

・薬でアレルギーになったことはないか?

・今日の検査の流れ(説明)

などの問診、説明を受けます。

病院によって、検査時の違和感や痛みを緩和するため鎮静剤を使うかどうかの選択ができる場合があります。

私は、痛みに弱いため鎮静剤を希望する旨を問診時に伝えました。

医師曰く、大腸カメラをするにあたり男性より女性の方が腸が長く曲がっているそうで痛みを感じる度合いが高いそうです。

大腸カメラをこれから予定されていて痛みに敏感な方、

検査への不安が大きい方は、医師とよく相談して鎮痛剤使用の有無を検討されることをお勧めします。

私が使用した鎮痛剤は、眠る程強くはなくボーッとするくらいでした。

いっそのこと眠って検査を受けてしまいたいという希望がある場合は、別途相談要とのことです。

最後に

・大腸ポリープ切除についての同意書

・内視鏡時の鎮痛剤使用についての同意書

2点の書類の記載内容について、改めて確認しサインをしました。

鎮痛剤を使った場合の注意点

鎮痛剤を使用した方は、使わなかった人と比較して検査全体の所要時間が+2時間程度増えます

リラックスルームでの休憩が必要になるためです。

更に、自動車や自転車の運転は禁止となっています。

帰宅手段として、家族などに迎えにきてもらったり、タクシー、電車やバスなどの公共交通機関を使って帰るように指示がありました。

検査当日10:00~13:30 下剤+水(お茶)を飲む⇆トイレの往復

便の色が透明状のものになるまで、ひたすら腸菅洗浄液(以下、下剤と略)と水分(お茶)を飲み続けます

検査当日は、写真撮影が出来なかった(心に余裕がなかった)ため、写真を撮ることができませんでした。

私が飲んだ下剤は、モビプレップと呼ばれるもの。

味は、ポカリスエットに梅ジュースを混ぜたような酸味と塩味があります。

まずくて飲めない!ということはありませんでした。

看護師さんからは、2リットルを飲み切るように。

また、脱水症状を避けるため水分(お茶)も並行して飲むようにとの指示。

日頃から水分をよく摂る性質なので最後の方まで、苦労はしませんでした。

下剤の効果は、1リットルを飲み終える頃から。

ゴロゴロと音が鳴り、トイレへ。

1回もよおしてしまえば、そのあとはスムーズでコップ1杯飲む度に1回トイレへ行くという感じ。

下剤とお茶を飲んでひたすらトイレへ行くという、往復を繰り返していました。

私が行った病院では、4種類の下剤の用意がありました。

それぞれ味が異なります。

「体験レポその2」では下剤の種類、味の特徴、その後の検査の流れをご紹介したいと思います。

引き続き、お付き合い頂ければ幸いです。

大腸カメラ1日体験レポ!vol.2(後編)はこちらから