ビーツの効能とは?美味しい調理の方法、そのまま食卓へ出せる
皆さま、こんにちわ。
ファーマーズマーケットに行くようになってから、色とりどりの野菜を食べることにハマっています。
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今回は、甘くて美味しいビーツ!
近年雑誌などで、アンチエイジング野菜として注目を浴びているため、気になっていました。
しかし、どのように食べればいいのか分からず、今まで手を出せないでいました。
昨年ファーマーズマーケットで、安価で売られていたため思い切って購入!
思いがけず簡単な下処理の方法を見つけてからは、その美味しさの虜になってしまいました。
さらに、詳しく調べてみると豊富な栄養素も取れるとのこと!
今回は、ビーツの効能や美味しい食べ方などについてご紹介します。
少しでもビーツの魅力をお伝えできたら幸いです。
ビーツって?
東ヨーロッパやアフリカ、アメリカ、アジアなど幅広いエリアで栽培されています。
そのため様々な別名があり、
・ビート ・ビートルート ・レッドビート ・テーブルビート ・ウズマキダイコン ・かえんさい |
などと呼ばれています。
歴史を遡ると、古代のローマ人は民間療法として発熱や便秘などの薬として使用していたそうです。
一般的に赤いカブのような形状から、アブラナ科カブに似ているためカブの一種だと思われがちですが、アカザ科に属するためカブではありません。
ビーツといえば、真っ赤なイメージがあります。
しかし、それ以外にも様々な色や模様、形の異なる種類が存在します。
近年「食べる輸血」「奇跡の野菜」と呼ばれ、女性を中心にヘルシーなアンチエイジング野菜として注目を浴びています。
ビーツの栄養とその効果
主要なビーツの栄養素は以下の通りです。
・ミネラル…カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛 ・ビタミンB群… B1、B2、B5、B6 ・葉酸 ・ビタミンC ・食物繊維 ・カロリー… 100gあたり約45kcal相当 |
また、ビーツの滴るような赤い色素はベタシアニンというポリフェノールに由来します。
効果
赤いビーツには、ミネラルやビタミンB群、ビタミンCなどがギュッと詰まっています。
そのため、以下のような効果が期待できます。
・新陳代謝UP(ビタミンB群由来) ・強い抗酸化=アンチエイジング(ポリフェノール由来) ・がん予防(ポリフェノール由来) ・むくみ防止(カリウム由来) ・便秘解消(食物繊維由来) |
※注意点
・全てのビーツにシュウ酸が含まれています。エグミとなるシュウ酸は、尿路結石の原因として考えられているため、食べ過ぎには注意が必要です。
・100gあたりおよそ6.6gの糖質が含まれています。野菜の中では、糖質が多いため糖質制限を受けている方はご注意下さい。
ビーツの美味しい下処理の方法
甘くて美味しいビーツには、下処理が必要です。
理由は、
・エグミの原因となるシュウ酸 ・ゲオスミンという臭い成分 |
からです。
特に、下処理を行わないと食べた時に鼻につくのがビーツに含まれる「ゲオスミン」という臭い成分です。
これは、土やカビの臭いにも含まれるもの。
ぜひ、召し上がられる際は下処理をお勧めします。
簡単!そのまま食べられる下処理の方法
用意するもの ・ビーツ1個 ・アルミホイル ・ビーツが入る大きさの耐熱用のお皿 |
手順は、以下の通り。
1、ビーツを調理する前に、まずオーブンを180℃に温めておきます。 2、泥がついているためビーツをよく洗います。 この時に、皮を爪で引っかかないように注意して洗います。 3、洗ったビーツをきちんと拭いて、以下のようにしっかりとアルミホイルで巻きます。 下の写真を参照 |
4、耐熱用のお皿にアルミホイルで包んだビーツを置き、180℃に温めたオーブンに入れます。 5、そのまま25分ほど焼きます。 6、25分経ったら、焼けているかを確認します。 竹串をビーツに刺して、中までスッと通るようであればオーブンから取り出します。 竹串が通らず硬い場合は、更に3~5分ほど焼きます。 以下、写真は過熱後のビーツです。オーブンから取り出す時は、火傷に注意。 |
7、粗熱が取れるまで放置。
8、皮を剥いて出来上がり! ※一口メモ:粗熱が取れるまで結構時間がかかります。 そのため、1~6までの工程を食べる前日の夜までに済ませてしまうことが多いです。夜に6までの工程を済ませておき、一晩キッチンに放置しています。すると余熱で、しっとりとジューシーなビーツが出来上がります) |
1㎝幅の輪切りにしてお皿に盛り付ければ、そのまま食卓へ!
味付けは、一つまみのトリュフ塩(燻製塩も合います。なければ、普通のお塩でも)とバルサミコ酢を少々。
見た目も美しく鮮やかで、みずみずしく、甘く美味しいビーツ。
更に、栄養満点とくれば食べるしかありません!
皆さまも、宜しければぜひお試しください。