宅食は美味しい?ナッシュを実際に購入。コロナ禍での実食レポート6日間
皆さま、こんにちわ。
突然ですが、最近気になっていた宅食を6日間お試し購入してみました。
コロナ禍による外出自粛、高齢化社会による医療や介護の在宅化の一助として、テレビや雑誌で多く取り上げられ注目されるようになってきた宅食。
「実際のところ、宅食ってどうなの?美味しいの?」
と思い、6日間夕食を宅食に替えて食べてみました。
独断と偏見による個人的なレポートですが、少しでも参考になりましたら光栄です。
宅食を頼もうと思ったきっかけ
そもそも、どうして宅食を頼もうと思ったのか。
きっかけは、仕事の事情で帰宅時間が遅く夕食を作る気力がないためでした。
健康を考えると、毎日外食し続けるのも健康や金銭的に抵抗感があるし、家でゆっくり寛ぎながら食事をしたい…。
そう考えると、宅食も一つの選択肢として良いのではないかと考えたからです。
他にも、
・(仕事などで)疲れて帰宅した後、食事を作る気力がない ・(病気などの)諸事情により台所に立てない ・料理が苦手 ・妊娠中の悪阻や臨月期などで、料理することが難しい ・産後のワンオペで食事作りが大変 ・コロナ禍で買出しなどの外出を控えたい |
上記のような様々なシーンで、宅食を活用することができます。
近年、宅食業界の進化は目覚ましいものがあります。
インターネットで宅食サービスを提供している会社を検索すると、
某大手居酒屋チェーン店、生協、冷凍食品会社など様々の分野の会社から
・美味しい ・続け易い手頃な価格 ・豊富なメニュー ・健康的 |
といった、キャッチコピーで販売展開されていることが分かりました。
どの宅食にしようか?
選択肢が多いので悩みましたが、私が今回お試し購入したのが「nosh(ナッシュ)」。
選んだ理由は、
・口コミサイトで美味しいと評価されている常連の会社だったこと ・塩分に気をつけたメニュー ・高タンパク ・糖質に気を使った調理であること |
以上の4点です。
中でも一番のポイントは、美味しいかどうか。
不味ければ続けられないし、宅食にする意味がないと思ったからです。
一方、塩分や高タンパク、糖質制限にも気を使った料理であることは、オプション程度に考えていて正直余り重視してませんでした(笑)。。。
食レポ6日間
ここでは6日間分の宅食メニューの感想をご紹介します。
ご参考までに私は以下の条件で「nosh」のメニューを選択購入し、食事をとっています。
♦︎6食セットおよそ5000円(内訳:3880円税抜+送料980円ー初回300円引適応)を注文 「メイン」「米・パン」「デザート」カテゴリーから、「メイン」のみ6種類(2020年8月末現在35種類中)を選択 ♦︎夕食として ♦︎宅食とは別に、ご飯(白米)100g(およそ170kcal)を同時摂取 |
1日目
♦︎メニュー: メイン ・「エビのチリソース煮」 副菜(左から) ・「小松菜とにんじんのピリ辛和え (レンジでチンして直ぐに撮影しているため、コーンが混じっていることに気づかず。お目汚し失礼します)」 ・「ブロッコリーのクリームコーンかけ」 ・「にらとあさりの中華炒め」 ♦︎糖質:9.7g ♦︎塩分:1.6g ♦︎カロリー:142kcal |
味の感想(100点中60点)
・エビのチリソース煮 |
ソースは、シャパシャパ系です。糖質制限を意識したメニュー作りになっていることもあると思いますが、餡掛けが良かった…。全体的にケチャップの味が強く出ていました。 エビはプリッとしていて、美味しかったです。 |
・小松菜とにんじんのピリ辛和え |
普通 |
・ブロッコリーのクリームコーンかけ |
ブロッコリーのフレッシュさとコーンの甘味が美味しかったです。 |
・にらとあさりの中華炒め |
普通 |
2日目
♦︎メニュー: メイン ・「ヤンニョムチキン」 副菜(左から) ・「いんげんとささみのごま味噌和え」 ・「えびシューマイ」 ・「にんじんとごぼうのピリ辛きんぴら」 ♦︎糖質:20.8g ♦︎塩分:2.2g ♦︎カロリー:537kcal |
味の感想(100点中90点)
・ヤンニョムチキン |
しっかりとした甘辛な味付け。鳥の柔らかさ、アーモンドの香ばしさ。 とても、美味しかったです。リピート決定! |
・いんげんとささみのごま味噌和え |
ごま味噌の味がうまい具合にいんげんとささみをまとめていました。 |
・えびシューマイ |
普通に美味しい |
・にんじんとごぼうのピリ辛きんぴら |
普通 |
3日目
♦︎メニュー: メイン ・「ごろっと野菜の麻婆茄子」 副菜(左から) ・「玉葱とミニトマトの甘酢漬け」 ・「ブロッコリーとえびのお浸し」 ・「切干大根の梅じゃこ漬け」 ♦︎糖質:13.7g ♦︎塩分:2.5g ♦︎カロリー:264kcal |
味の感想(100点中90点)
・ごろっと野菜の麻婆茄子 |
茄子のトロットした甘みと挽肉餡の旨みが混ざってとっても美味しい! ひとつ一つの野菜のカットが大きく、食べ応え十分でした。リピート決定! |
・玉葱とミニトマトの甘酢漬け |
お酢の酸味が強く、好き嫌いが分かれる味。 |
・ブロッコリーとえびのお浸し |
えびのプリプリ感が際立っていました。 |
・切干大根の梅じゃこ漬け |
切干大根や梅よりも昆布の味が前面に出ていた一品でした。 |
4日目
♦︎メニュー: メイン ・「牛丼」 副菜(左から) ・「ほうれん草の柚子浸し」 ・「なすのごま酢漬け」 ・「にんじんしりしり」 ♦︎糖質:19.3g ♦︎塩分:2.0g ♦︎カロリー:411kcal ※この日は、宅食が丼物のため、ご飯(白米)100gの摂取は無し。 |
味の感想(100点中40点)
・牛丼 |
味付けは美味しいのですが、ご飯が…。糖質制限を意識した料理になっているためでしょうか。 ご飯が、水を吸ったポップコーンのような食感で好きになれませんでした。 |
・ほうれん草の柚子浸し |
べちゃべちゃとしたほうれん草。 味付けは柚子の爽やかさがなく、塩辛い印象を受けました。 |
・なすのごま酢漬け |
4日目のメニューの中で、一番美味しかったです。 こまの香ばしさとお酢の酸味のバランスがちょうど良かったです。 |
・にんじんしりしり |
普通 |
5日目
♦︎メニュー: メイン ・「牛肉のデミグラスソース煮」 副菜(左から) ・「ササミとブロッコリーのカレーマヨネーズ」 ・「もやしと小松菜のナムル」 ・「茄子とピーマンの肉みそ炒め」 ♦︎糖質:8.6g ♦︎塩分:1.2g ♦︎カロリー:394kcal |
味の感想(100点中70点)
・牛肉のデミグラスソース煮 |
イメージ通りの味。牛肉とデミグラスソースの相性が抜群です。 ブロッコリーがメインと副菜に入っており、被ってしまったのがやや残念。 |
・ササミとブロッコリーのカレーマヨネーズ |
ササミとカレーマヨネーズのまったり感が前面に出ていました。 |
・もやしと小松菜のナムル |
解凍した野菜にありがちなべちゃっとした食感はなく、さっぱりとした普通に美味しいナムルでした。 |
・茄子とピーマンの肉みそ炒め |
5日目の副菜の中で、一番美味しかったです。麻婆茄子に近い味付け。 |
6日目
♦︎メニュー: メイン ・「牛肉のすき焼き」 副菜(左から) ・「紅白なます」 ・「ほうれん草のお浸し」 ・「南瓜田舎煮」 ♦︎糖質:12.2g ♦︎塩分:2.0g ♦︎カロリー:273kcal |
味の感想(100点中80点)
・牛肉のすき焼き |
お醤油ベースの甘いすき焼きのソースを牛肉、白菜、ネギによく絡めて食べると美味しかったです。 味付けはやや薄め。日頃、濃いめの味付けに慣れている方は、物足りないと感じるかも。 私の個人的な感想としては、素材の味が際立ち好きな味でした。 リピート決定! |
・紅白なます |
お酢のツンとした風味が際立つ一品。 好き嫌いが別れる味付けだと思います。 |
・ほうれん草のお浸し |
ほうれん草がべちゃっとしており、塩辛い。あまり好きではありませんでした。 |
・南瓜田舎煮 |
6日目の副菜の中で、一番美味しかったです。柔らかく煮付けた甘い南瓜。デザート感覚。 |
まとめ
6日間宅食を摂ってみて感じたメリットを以下記載します。
⭕️心に余裕が生まれた |
宅食を試した一番の理由がこれです。 自宅に帰宅してからすぐ、夕食を作らなくて良い!台所に立たなくても許される幸せ! 心の余裕が生まれました。 |
⭕️メイン料理が美味しい |
メイン料理の「エビのチリソース煮」「ヤンニョムチキン」「ごろっと野菜の麻婆茄子」「牛肉のデミグラスソース煮」「牛肉のすき焼き」(「牛丼」以外)は総じて美味しく食べる事ができました。特に、「ヤンニョムチキン」「ごろっと野菜の麻婆茄子」「牛肉のすき焼き」はリピート決定! 良い意味で、いわゆるお弁当らしさがなく、家庭の味に近い素朴な味付けになっていたため飽きにくいのではと思いました。 |
⭕️塩分控えめ |
上記にも関連するところですが、全体的に塩分控えめの味付けになっています。日頃、ガッツリ濃い味付けに慣れている方は、物足りなく感じるかもしれません。けれど、食べ続けている間に慣れていき普段の食事が塩辛いと感じるようになっていきました。 塩分控えめの食事は、高血圧の予防にもなるので健康管理にもってこいです。 |
⭕️高タンパク |
身体の組織形成に欠かせないタンパク質。「nosh」のメニューは、高タンパク質なメニュー設計になっています。味重視で「nosh」を選択した身としては、嬉しい副産物でした。 |
⭕️身体が軽くなった |
毎回宅食のメニューに記載されている「糖質」。気づかぬうちに、糖質制限が出来ていたようで、500g程体重が減りました笑。 糖質制限をする事で肥満や三大生活習慣病の一つである糖尿病を防げることもあり、嬉しいメリットであると言えます。 |
⭕️夕食1食あたり1人約833円というリーズナブルさ |
今回お試ししたのが、6食セットです。 送料と初回割300円引きを適用して、約5000円。 1食あたりおよそ833円。 安いと考えるか高いと考えるかは個人の感覚によって違うと思いますが、私は安いと思っています。 ・(食事作りにかかる時間をカットでき)心の余裕が生まれる ・何も考えずに体調管理ができる この面から考えてみると、約833円を支払うメリットの方が大きいと考えるからです。 また仮に自分で材料を買って夕食を作っても、その材料費や費やす時間とを考えると圧倒的に宅食の方が費用対効果が高いなと思いました。 |
以上です。デメリットは、
▲副菜が残念 |
美味しい副菜もあったのですが、もう少し頑張って欲しい・・・というのが、正直な感想です。 特に、酢の物系。酸味が強く、時たまムセるほどでした。 また、ほうれん草もベチャベチャしがち。 改善されれば、更に魅力的な宅食になると思います(会社の方、お願いします…) |
▲送料が高い |
クール宅急便として配送されるため、送料が高いです。 6食セット~10食セットまでは送料は同額ですので、(冷蔵庫のスペースに余裕があれば)まとめ買いし2週間に1回の発送に設定すると(送料の)節約になるかなと思っています。 |
▲冷凍庫の場所を取る |
宅食は、そのままレンジでチンすれば食べられる便利な商品です。反面、当たり前ですがお弁当の容器に入っているため、そのまま冷凍庫に入れる必要があります。 そのことをつい失念してしまい、宅食が冷凍庫に入らない…なんてことも笑。 宅食を頼んだら、冷凍庫の整理をオススメします。 |
以上です。
いかがでしたでしょうか?
「毎日宅食を食べる」
「必要な時だけ、ストックしてある宅食を食べる」
「決まった曜日だけ、宅食を食べる」
自分のライフスタイルに合わせて、活用することのできる便利なサービスであることが分かりました。
皆さまも、ぜひいかがでしょうか?