【セドナ旅行記2】え、どういうこと?次々と起こるトラブル。ホテル施設の散策

前回の、セドナ旅行記の続き。

★エンチャントメントリゾートで3泊した部屋の紹介についてはこちら

-旅行概要
・2月に宿泊
・3泊4日→急遽、5泊6日に延泊
・幼児、私、パートナーの子連れ3人旅
-旅の目的
・大自然の中でゆっくりする
・ゆるいハイキングを楽しむ
・疲れたらすぐに休む

一見、順調に見えていたかのようなセドナ旅行。

実は、裏側で数々のトラブルが…

お楽しみ頂けましたら、幸いです。

え、どういうこと?次々と起こったトラブル。

チェックイン後、極寒の部屋へ。

初めのトラブルは、ホテルにチェックインした時でした。

写真上のように各宿泊部屋は、1棟ごとの家のように点在しています。

そのためチェックイン時にはゲストが車に乗ったまま、ベルパーソンの運転するカートに誘導され指定された宿泊棟の近くの駐車場に駐車し、それから部屋へ案内される形式になっています。

夕方の6時。2月はまだ日の入りが早く、辺りは薄暗くなっています。

加えて砂漠地帯。

寒暖の差が激しく空気はカラカラ、体感温度はマイナス1度という寒さ

「ここが君たちの部屋だよ!ようこそ!眺めが最高の部屋だよ!」

ペルパーソンの案内のもと、案内された部屋へ。

憧れのエンチャントメントリゾートの部屋の中は、どうなっているんだろう?

見晴らしは?

期待を高めながら部屋に足を踏み入れると、あれ?

部屋がものすごく寒い…

真っ先に暖炉をつけるも、とても寒い。

ベルパーソンはすぐに異変に気が付き、メカニックを呼んでくれるも既に夜の7時近く。

時間帯が悪く、なかなか連絡が取れません。

刻々と時間が過ぎ、外は暗闇に包まれていく…

早朝から飛行機に乗り2時間車を走らせてきた疲れもあり、家族3人放心状態。

どこへも動けずジッとしているのでした。

真っ暗闇の夜9時、部屋を移ることに

2時間後、メカニックが来てくれ調べてみると、どうやらエアコンの調子が悪い様子

直すのに時間がかかり、エアコンが機能しないままの部屋で夜を過ごすのは危険

眺めが良い部屋だったので移動したくはなかったのですが、こればかりは仕方ないと説明を受けました。

よって真っ暗闇の夜9時から、部屋を移ることに。

写真上の部屋番号147(①)から143(②)へ。

「初めの部屋の方が駐車場から近く眺めもいいけれど、セカンドベストの部屋を用意したので楽しんでね」とのこと。

前回の記事にのせた部屋になります。

★エンチャントメントリゾートで3泊した部屋の紹介についてはこちら

ベルパーソンはメカニックの人に早く来るように一生懸命交渉してくれ、部屋の移動も手伝ってくれました。

また、私たちの体調(特に子供)を気遣ってくれ、ホスピタリティ満点。

感謝しきりでした。

改めて、御礼申し上げます。

ようやく腰を落ち着けて、荷解きできたのは夜10時近く

移動前の部屋で、子供の夕食は(ダウンを着せたまま)食べさせたので問題はありませんでしたが、私とパートナーは昼から何も飲まず食わず。

お腹空いた…

「もう旅行中は、何もトラブルないよね?」

一抹の不安がよぎり、二人で顔を見合わせて確認し合った旅行初日の出来事でした。

家に帰れない!ホテル~空港までの道が封鎖される

ホテルでの初日のトラブルを除けば、ひどく快適でした。

雄大な自然に、澄んだ空気(めちゃくちゃ乾燥しているけど)。

素晴らしい部屋と、心地良いホテルのサービス。

世界遺産に囲まれているホテルをベースに、小さい子供がいながらも軽いハイキングを楽しみました。

「さぁ、帰るぞ」

名残惜しく別れを告げ、空港に向かうため早朝にチェックアウト。

そこで、この旅史上最大のトラブルが起きたのです。

車に乗り込み、しばらく車を走らせると複数人の警察官が

なんと、道を警察車で封鎖しています。

呆然とする私たちの目の前を、笑顔で走っている幸せそうなマラソンランナー…

ホテルは4大ボルテックスの一つ「ボイントンキャニオン」の麓に立っており、セドナのダウンタウンへ行く道を通らなければ空港に向かうことはできません

え?どういうこと?

空港に行けないの?

厳しい顔つきの警察官へ、私たちは必死にこの道を通らないと空港へ行けないことを説明。

しかし、

「今日は、マラソンが開催されている。朝から14時まで道は封鎖されている。」

と、厳しい姿勢。

再び通行可能になる14時には、すでに私たちが帰るための飛行機はありません

え?そんな情報、知らないんだけど…

呆然とした私たちは、急いで来た道をUターン。

フロントに戻ると、

・通行止めになる旨のお知らせを数日前にメールと案内紙でホテル側からしていたが、何人かのゲストへ伝え漏れがあったこと
・同じトラブルに遭っている人が複数人いること
セドナの警察へ、ホテル宿泊者のために片道だけ通行可能にしてほしいとホテルからもお願いしたが拒否されていたこと
・トラブルにあったゲストに対しては、ホテル側ができるだけヘルプするように努めていること

との案内がありました。

「せめてチェックアウト時に伝えて欲しかったな」という気持ちが溢れましたが、仕方がない。

・飛行機のチケットの取り直し
・ホテルへの延泊の依頼
・(パートナーと私の)職場への有給申請連絡

など、モロモロを片付け、何とか問題を解決することがホッとしたのでした。

延泊した部屋の様子は?

急遽延泊を余儀なくされ、非現実感に浸ることしばし…

どうにか、2日間滞在を延長することができました。

結果ホテルに5日間滞在し、ホテルの部屋を3回移動しました。

写真地図は、今回移動した部屋の変遷です。

オレンジ①は、初日にトラブルがあり泊まれなかった部屋。

オレンジ②は、3泊したCasitaスタジオ。

オレンジ③は、2日間延泊したCasita Guest Room。

Casita Guest Room、470ft2およそ43平米。

写真上は部屋全体の見取り図です。

前回ご紹介したCasita Studioよりも小ぶりな部屋ですが、暖炉があって良いお部屋。

写真手前のクイーンベットが2つ配置されています。

机で食事を取ることも可能です。

ベットの上からテレビが見られる部屋の造り。

テレビ下棚の右部分は、

・コーヒーメーカー
・コップやマグカップ
・冷蔵庫

が設置されており、左部分は衣類もしまえる小ダンスがあります。

ベランダからは、ボイントンキャニオンがよく見えます。

こちらの部屋には、ガス式バーベキューコンロはなし。

洗面台は、ツインボウル。

Casita Studioと同じ造りです。

洗面台の先には、バスタブ付きのシャワールーム

Casita Studioにはバスタブがついていなかったので、嬉しい驚き。

たっぷり湯船をためて、幾多のトラブルで受けたショックを癒すことが出来ました笑。

シャワールームの反対にはトイレ。

扉は閉められます。

ホテル施設内に何がある?

ホテル全体の見取り図です。

広大な敷地。

どこにも観光に行かず、ホテル内をブラブラ散策するだけで1日経ってしまいます

見にくいですが、雫マークは給水スポット

24時間稼働しています。

宿泊者は、無料で持ち運び可能なホテルオリジナルの水筒がもらえます。

滞在中は白い水筒を持ち歩き、給水。

セドナの美味しい水を堪能できました。

ホテルオリジナルの水筒は、ホテル内お土産屋さんにも売っています(確か18ドル)。

ホテル内散策中、可愛らしいトカゲを発見。

毎朝ホテル内を散歩する度、我が子が「トカゲのところに行く!」と大のお気に入りでした。

撮影時はクローズしていましたが、写真左ホットタブ。

ボルテックス「ボイントンキャニオン」を眺めながら入れるなんて、なんて贅沢。

メインプール。

温水です。

プール近くに、たっぷりバスタオルが積んでありました。

広いテニスコート。

青い丸窓の近くに、卓球台あり。

トレイルハウスでは、有料で山登りツアーやヨガなどのアクティビティが開催されています。

トレイルハウス内で撮影した、セドナ全体の山々の模型図。

数々の芸能人やセレブが愛するMii amoスパ

印象的なエントランス。

子供は、入館不可です。

スパ入り口入ってすぐ、石のモニュメント。

壁にそのまま埋め込まれています。

入った瞬間から、アロマの良い香り

Mii amoスパ、内部。

天井から光が差し明るく、清涼感が漂います。

スパには、ゆっくりと寛げるソファーが。

座るだけで、癒される。

スパのメニューは、

・フェイシャルコースやボディマッサージコースなど
・施術時間は、1時間~2時間
・料金は、300ドル~1000ドル

やんちゃな子供がいる身の上、残念ながらスパでエステをすることが出来ず。

(来ることが出来たら)、必ずリベンジしいたいと思います。

ホテル内散策中に遭遇した、鹿たち。

他にも、ハベリナという猪に似た動物にも遭遇することが出来ました。

次回は、

・ホテルから各ボルテックスまでの所要時間
セドナで買ったお土産は?

などをご紹介したいと思います。

宜しければ、お付き合いいただければ嬉しいです。

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